欧州債:下落、イタリアの入札やEU経済プラス成長予想で売り

欧州債相場は下落。イタリアが 29億ユーロ相当の国債入札を実施したほか、欧州連合(EU)が 7-9月(第3四半期)の経済成長率をプラスと予想したことが 売り材料となった。

ドイツ10年債利回りは約4カ月ぶり低水準から上昇した。今週 はこの日のイタリアを皮切りに、アイルランド、ドイツ、スペイン、 フランスが国債入札を実施する。EUの行政執行機関である欧州委 員会は14日、最新の景気予測を発表した。それによると、第3四半 期はプラス0.2%成長、10-12月はプラス0.1%成長と予想されてい る。4-6月は0.1%のマイナス成長だった。

この日は、株式指数のMSCI世界指数が8営業日ぶりに下落 したにもかかわらず、債券相場の支援材料にはならなかった。

ウニクレディト・マーケッツ・アンド・インベストメント・バ ンキングの債券ストラテジスト、コーネリアス・パープス氏(ミュ ンヘン在勤)は、「通常ならば株価下落に伴い債券は堅調に推移す るところだが、この日は債券の投資家が今週の国債入札に備えてい ることから、売り圧力を受けた」と述べた。

ロンドン時間午後4時36分現在、10年債利回りは2ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01ポイント)上げて3.26%。同国債(表面 利率3.5%、償還期限2019年7月)価格は0.20ポイント下げ

101.99。2年債利回りは4bp上げて1.23%。

原題:European Bonds Fall as Italy Sells Debt, EU Forecasts

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE