米財務省:危機対応からの出口戦略は「急がず慎重に実行」

米財務省は14日、昨年9月15 日のリーマン・ブラザーズ社破たん後の金融パニック対応で導入した 危機対策からの「出口戦略」についてリポートを発表。その中で「わ れわれは金融市場の安定確保と、家計と企業にとって不可欠である信 用創造経路の復興に引き続き取り組む」と表明、さらに「これらの政 策からの出口戦略は急がず、慎重に実行する」との姿勢を明らかにし た。

オバマ政権は過去75年間で最も抜本的な金融規制改革を法制化す るよう米議会に訴えている。大手証券会社の破たんや信用市場の凍結 など戦後最悪のリセッション(景気後退)をもたらした一連の衝撃を 教訓に、ウォール街に対する監督強化を求めている。

米財務省は同リポートで、「将来を見据え、深刻な危機からの脱 却を目指す現在、学んだ教訓を決して忘れるべきではない」と表明。 「より強固で、かつリスク管理や市場の健全性確保により適した規制 システムを再構築することが最優先課題だ」と記述した。

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