米JPモルガン:二酸化炭素排出権会社に買収案-1.23億ポンドで

米JPモルガン・チェースの子 会社は、アイルランドの二酸化炭素(CO2)排出権取引会社エコセキ ュリティーズ・グループに1億2290万ポンド(約163億円)の買収 案を提示した。買収額はライバルの提示額を上回った。

JPモルガンのカーボン・アクイジション部門が14日発表した 文書によると、エコセキュリティーズ1株につき現金100ペンスを提 示した。これは今月1日にエコセキュリティーズに対し敵対的買収を 仕掛けた同社元社長、ペドロ・モウラ・コスタ氏の提示額(同90 ペンス)を上回る。

カーボンによるエコセキュリティーズへの買収案が発表される と、エコセキュリティーズの株価は14日のロンドン株式市場で一 時12%値上がりした。午前11時42分現在、101.5ペンスで推移し ている。同社に対しては少なくとも4社が買収に関心を示したことがあ り、年初から株価は3倍に上昇した。

エコセキュリティーズはカーボンからの買収案について「公平 で納得がいく内容」と述べている。エコセキュリティーズの共同創 業者マーク・スチュアート氏やクレディ・スイス・グループを含む同社 株の19.91%を保有する株主はカーボンの買収案受け入れを表明して いる。

国連が手掛ける排出権プロジェクトのうち、エコセキュリティ ーズが担当する案件が最も多い。

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