英銀RBS:海外の不動産部門閉鎖、不動産ローン債権5兆円を処理へ

英銀大手ロイヤル・バンク・オ ブ・スコットランド・グループ(RBS)は、英国外の商業用不動産 部門を閉鎖し、同部門が保有する330億ポンド(約5兆円)相当のロ ーン債権を処理する計画だ。この計画に詳しい関係者が明らかにした。

同関係者が匿名を条件に述べたところによると、RBSは既に、 海外の商業用不動産投資や開発への融資をやめている。海外商業用不 動産部門が保有するローン債権は償還と売却によって徐々に処理する 計画。一部のローンはまず再編が必要だという。

英銀は規制当局が求める自己資本比率を満たすため、融資事業を 縮小している。2007年まで5年間の商業用不動産ブームで、RBSは 英銀中最大の資金の出し手だった。

同行の1-6月(上期)決算によれば、同期末の商業用不動産ロ ーン残高は910億ポンド。

NCBストックブローカーズのアナリスト、サイモン・ウィリス 氏は「RBSはバランスシートを圧縮することが必須だ」とした上で、 「英国民の税金で救済されたのだから、英国内の顧客向けの融資を続 けることに重点を置くのは当然だ」と話した。RBSの広報担当者は コメントを控えた。

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