ECBのウェリンク氏:景気回復ペースは「極めて緩慢」な見込み

欧州中央銀行(ECB)の政策 委員会メンバー、オランダ中銀のウェリンク総裁は、世界の金融の状 態は引き続き「非常にぜい弱」との認識を示し、景気回復のペースは 「極めて緩慢なものになる」との見通しを示した。

同総裁はオランダのテレビ局、RTLZとのインタビューで、当 局が前例のない大規模な対策をとったため景気の急降下は避けられた と指摘。その上で「現在はそれらの措置を賢明な方法で解除すること が課題となっている。これはリスクを伴い、間違いも起こり得る」と 述べた。インタビューの内容は同局のウェブサイトに14日、掲載さ れた。

ウェリンク総裁はオランダの商業銀行と保険会社についての問い に、「どの企業も危険から抜け出していないのは明らかだ。経済はま だリセッション(景気後退)のさなかにある。ただ、状況はわずかに 上向きつつある」と答えた。世界の金融の状況については「相当の期 間、非常にぜい弱な状態が続くだろう」との見通しを示した。

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