経団連会長:温室効果ガスの削減は国民的なコンセンサスが必要

【記者:松井博司】

9月14日(ブルームバーグ):日本経済団体連合会(経団連)の御 手洗冨士夫会長(キヤノン会長)は14日の定例記者会見で、民主党の 鳩山由紀夫代表が表明している温室効果ガス削減目標に対し、「国民的 なコンセンサスが必要だ」と述べ、民主党に慎重な検討を求めた。

民主党は衆院選のマニフェスト(政権公約)で、温室効果ガスの削 減目標について、1990年比で2020年までに25%削減する目標を掲げて いる。麻生太郎政権は20年までに8%減の方針を決定していたため、 産業界にとって新たな負担が増えることになる。

御手洗会長は会見で、温室効果化ガスの削減は国際協調の中で解決 していくべき問題だとした上で、目標値については「実効性があること が必要」だと述べた。削減は「国民総動員で一致団結してやらなければ ならない」課題だとした。このため具体的な中期削減目標は「科学的な 検討に基づいて」検討し、それを国民に説明してコンセンサスを得てい くことが必要だと語った。

経団連は温暖化対策も含めた10項目の新内閣への要望書を作成。 自民党政権時代の改革を後戻りさせないようくぎを刺した上で、経済危 機からの脱却や規制改革の実行、道州制導入などを求めている。要望は 新内閣発足後に経団連から民主党に提出される見通し。

--取材協力:広川高史 Editor: Tetsuki Murotani Noriko Tsutsumi

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