BIS:中銀による世界的監督で協力促す-デリバティブ清算機関

:国際決済銀行(BIS)は、各 国・地域の中央銀行に対しデリバティブ(金融派生商品)の清算機関 の世界的な監督で協調し、システミックリスク抑制に向けて清算機関 が緊急資金を活用できるようにすることを検討すべきだと呼び掛けた。

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)取引企業として最 大級だった米証券会社リーマン・ブラザーズ・ホールディングは昨年 破たんし、米保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(A IG)も政府に救済された。これを受けて、監督当局は592兆ドル規 模に膨らんだ店頭デリバティブ市場の多くの取引を清算機関を通じ行 うよう促している。

BISのアナリスト、スティーブン・チェケッティ氏らは13日 遅く公表された報告書で、「システム上重要な清算機関の監督に関する 国際協調の必要性が危機で顕在化した」と指摘。未解決の重要な問題 は、「清算機関が中銀の与信の枠組みにアクセスできるかどうか、また そうなった場合は、そのタイミングだ」としている。

JPモルガン・チェースとゴールドマン・サックス・グループな どデリバティブディーラー15社は先週、ニューヨーク連銀に対し、新 たなCDS取引の95%を清算機関を通じて決済すると報告している。

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