ロンドン外為:円が対ユーロで上昇、保護主義台頭を懸念し資金が逃避

ロンドン時間14日朝の外国為替 取引で、円はユーロに対して上昇。中国と米国の二国間貿易で保護主 義が台頭するとの懸念から、相対的に安全資産と見なされる円に資金 が流れた。

中国商務省は米国製の一部輸入自動車と鶏肉製品の反ダンピング (不当廉売)調査を発表した。これに先立ち米政権は中国製タイヤへ の上乗せ関税を決定している。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットンランド・グループの為替ス トラテジスト、グレッグ・ギブズ氏は、米中の対立が「米国株および 株式相場全般に悪影響を与え、リスクテーク意欲が後退するとの懸念 が浮上した」と述べた。

ロンドン時間午前7時32分(日本時間午後3時32分)現在、円 は1ユーロ=131円60銭とニューヨーク11日の132円17銭から上 昇。対ドルでは1ドル=90円62銭(前週末は90円71銭)。一時は 2月12日以来の高値である90円21銭まで上げた。ドルの対ユーロ 相場は1ユーロ=1.4523ドル(同1.4571ドル)に値上がり。

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