薬剤耐性菌のMRSA:米ワシントン州の海岸9カ所で発見

通常は病院内でまん延し深刻な 感染症の原因となる薬物抵抗性の強いバクテリアが、米ワシントン州 の海岸9カ所で発見された。

サンフランシスコで12日開かれた感染症専門医の会合で報告さ れた調査リポートによると、シアトル近郊のピュージェット湾近くと カリフォルニア州の公共海岸11カ所で採取した水と砂にメチシリン 耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が含まれているかどうか調査した。 MRSAは抗生物質メチシリンに抵抗性を持つブドウ球菌。

米健康管理調査品質局(AHRQ)によると、MRSAは入院患 者の約5%で発見され、緊急治療室での皮膚感染の約3分の2を占め る。科学者らは、このバクテリアが病院や介護施設、腎臓透析センタ ーからどうやって広がったか調べている。

調査リポートの主執筆者であるマリリン・ロバーツ氏は電話イン タビューで、「関心があるのは、医療保険機関外の地域で、一般の 人々がバクテリアに感染し得るかという問いに答えることだ。MRS Aは思っていた以上に多くの場所で見つかった」と述べた。

ロバーツ氏は、ワシントン大学公衆衛生学部の研究員で、サンフ ランシスコで開かれた抗菌薬および化学療法に関する学術会議で調査 結果を報告した。

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