住友鉱:比のニッケル精錬事業は13年8月開始-13億ドル

住友金属鉱山は14日、事業化 調査に取り組んでいたフィリピン・ミンダナオ島北東部タガニートの ニッケル精錬プロジェクトについて、2013年8月から事業を開始す ると発表した。投資総額は13億ドル(約1179億円)。

同社子会社の100%子会社に、フィリピン最大のニッケル鉱山会 社ニッケル・アジア・コーポレーション(NAC)が出資、共同で事 業を実施することで基本合意した。操業期間は30年を予定している。

住友鉱山は、07年3月にNACの子会社であるタガニート・マ イニング社(マニラ)とタガニート地区で、純度の低いニッケル鉱石 から地金を作り出すプロジェクトについて事業化調査をしてきた。当 初は12年の事業開始を見込んでいた。

新事業ではニッケル換算で年間3万トンを生産。この結果、住友 鉱山はニッケル生産能力を年間10万トンとする計画。同日、都内で 記者会見した家守伸正社長は、同社のニッケル生産量は「現在は世界 で10番目ぐらい」で、事業開始により「5大メジャー入りが射程に 入ってきた」と述べた。家守氏によると、今回の投資額は同社最大規 模。住友鉱山の株価終値は前週末比2.4%安の1478円。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE