米PEMグループの彭日成氏が死亡-投資家資金詐取事件などの渦中

台湾の投資家から資金をだまし取 ったとして米当局が訴えていた米プライベート・エクイティ・マネジ メント(PEM)グループの創業者、彭日成氏が12日死亡した。42 歳だった。彭家のスポークスマン、チャールズ・シプキンズ氏の話で 分かった。

彭氏は11日、米カリフォルニア州ニューポートビーチの自宅から の電話で、救急隊により病院に搬送された。ニューポートビーチ警察 署のダグ・ジョーンズ巡査部長が12日明らかにした。

シプキンズ氏は彭氏が死亡したことを確認したものの、詳細には 触れなかった。彭氏の弁護士、ジェームズ・リデット氏からのコメン トは得られていない。

同州オレンジ郡検視局は13日、遺体の検視を終了し、ウェブサイ トに掲載した声明で不審な点はないとの見方を公表。ただ、毒物検査 の結果待ちで依然調査中となっており、検査の完了には2-3カ月ほ どかかる見込みだ。同検視局のミッチェル・シーガル氏は電話取材に 対し、それ以上の詳細を控えた。

彭氏は100万ドル(約9050万円)を支払い保釈中だった。1万ド ル以上の資金引き出しの報告を義務付けた米国の法律を免れるため、 最大9900ドルの現金を約50回にわたり引き出したとされる別件の刑 事訴訟で、7月27日に無罪を主張していた。

米証券取引委員会(SEC)は彭氏が自身の資格について台湾の 投資家を欺き、保険書類を偽造した上に、生命保険関連投資の収益と 偽って新規投資家から調達した資金で既存の投資家への支払いを行な ったとして、同氏を訴えた。同氏は今年4月、SECがPEMグルー プの資産凍結の緊急命令を下した後、刑事事件に関連し逮捕された。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE