海上風力発電:2030年までにEU電力需要の17%供給へ-業界団体

欧州風力エネルギー協会は14 日、海上風力発電が2030年までに欧州連合(EU)の電力需要の最 大17%を供給するとの見通しを示した。海上風力発電は現在ほとん どゼロの状態だが、EUは再生可能エネルギー政策を推進している。

同協会はリポートで、海上風力発電の総発電能力が現在の1.5 ギガワットから30年には150ギガワットに増大する見通しを発表し た。EUの新法では、エネルギー消費全体に占める再生可能エネルギ ー発電の割合を20年までに2倍以上に増やし平均20%にすることが 義務付けられている。再生可能エネルギーには太陽光発電やバイオマ スが含まれる。

同協会は「欧州当局者からの力強く持続的な政治的支援と行動に よって、新たに数十億ユーロに上る産業が構築されるだろう」との声 明を発表した。同協会には北欧の大手電力会社、スウェーデンのバッ テンフォールや、独シーメンスの子会社シーメンス・ウインドパワー などが加盟している。

同協会によると、海上風力発電は現在、EUの電力供給の0.3% にとどまっている。新法を実施するために、EUは海上風力発電会社 への補助金支給や、国家間の政策調整を目指している。

同協会によると、30年には海上風力発電でEUの電力需要の13 -17%を賄い、二酸化炭素(CO2)排出量を年間2億9000万トン 削減するという。

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