米大統領:医療改革反対派への反撃約束-案成立の取り組み加速

オバマ米大統領は12日、米国 の医療保険制度改革はこれまで全く進んでこなかったと述べ、改革阻 止に動いている反対派や特別受益者への反撃を約束した。

同大統領は米ミネアポリスのターゲット・センターで開かれた 医療保険改革案に関する集会で1万3000人の聴衆に対し、「改革を 台無しにするのが良い政策だと考える人々のために時間を無駄にする つもりはない」と言明した。

オバマ大統領は米医療保険制度改革法案の議会通過に向けた取 り組み加速で大詰めの段階を迎える。10年間で9000億ドル(約81 兆4000億円)が見込まれる同法案のコストをめぐって強硬に反対し ている共和党議員や腰が引けている一部の民主党議員に対する働き掛 けを強めている。

同大統領は「特別受益者や保険会社などはオバマを打ちのめす 好機だと考え、あらゆる手段を用いて攻撃しようとしている」と指摘。 「国民に恐れを与え、脅かすためにさまざまな種類のデマを流すだろ う」と述べた。

大統領と民主党議員は数百万人の無保険の米国民に保険の適用 を拡大し、米経済の約6分の1を占める医療費負担を軽減することを 目指している。このほか、雇用主に医療保険の提供を義務付けるほか、 全国民に医療保険加入を求め、保険会社を対象に新たな規則を制定す る案についても検討している。

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