欧州債(11日):独国債続伸、各国の入札を好感-調達不安が和らぐ

欧州債市場ではドイツ国債相場が 続伸。週間ベースでは5週連続で上昇した。世界的に国債入札への高 い需要が示されたことから、リセッション(景気後退)脱却に向けて 各国が講じた刺激策の財源を賄えるとの見方が強まった。

フランスとスペイン、イタリアの10年債がこの日の欧州債市場の 上昇をけん引。独国債との利回り格差(スプレッド)が縮まった。イ タリアは9日、60億ユーロの30年債を発行。アイルランドは11日、 2014年と2020年に償還期限を迎える国債を来週最大で10億ユーロ 発行する計画を明らかにした。米国では前日実施した120億ドルの30 年債入札で、応札倍率が07年11月以来の最高となった。欧州債市場 は株式相場の値上がりにもかかわらず上昇した。

ドイツ銀行の金利ストラテジスト、ラルフ・プロイサー氏(ロン ドン在勤)は「米国での入札は今週にかけて相場の重しとなっていた が、順調な結果となり、欧州債市場の支えになっている」と述べた。

ロンドン時間午後4時55分現在、独10年債利回りは前日比7ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し3.23%。週間ベー スでは1bp低下。同国債(表面利率3.5%、2019年償還)価格は

0.60ポイント上げ102.21。2年債利回りは前日比3bp低下の

1.19%。

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