米AIG:投資判断下げ、政府への依存を懸念-ウェルズ・ファーゴ

ウェルズ・ファーゴは11日、公 的資金返済のために資産売却を進める保険会社アメリカン・インター ナショナル・グループ(AIG)の株式投資判断を「アンダーパフォ ーム」に引き下げた。同社の公的資金への依存を懸念した。

ウェルズ・ファーゴのアナリスト、ジョン・ホール氏は11日付リ ポートで、「政府支援なしではAIGは事業を継続できなくなるだろ う」と指摘。「AIGの事業価値は、同社の政府に対する債務を下回 っている」と記述した。ホール氏はこれまで、同銘柄の投資判断を 「マーケットパフォーム」としていた。

同氏より前に、サンフォード・C・バーンスティーンのトッ ド・ボールト氏やクレディ・スイスのトーマス・ギャラハー氏は今月、 AIG株が8月に3倍に値上がりしたことを受けて同株を売り銘柄に指 定した。

ホール氏は、「AIG株が事実上、無価値となる可能性も十分 に考えられる」とし、「AIGが現在抱える困難を乗り越えることが できれば、将来的に状況が変わる可能性もある。だが、そうなる可能 性は極めて低いだろう」と述べた。

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