8月の英生産者物価:出荷価格0.2%上昇-原材料高で

英政府統計局(ONS)が11日発 表した8月の英生産者物価指数統計で、出荷価格(季節調整前)は前 月比0.2%上昇と、6カ月連続のプラスとなった。原材料コストが過 去1年余りで最も値上がりする中、インフレ圧力が根強く存在する兆 候が示された。

ブルームバーグ・ニュースが集計したエコノミスト18人の調査 では、0.3%上昇(中央値)が見込まれていた。8月は原油を含む原 材料コストが2.2%上昇し、昨年6月以降で最も高い伸びとなった。 7月は0.2%上昇と、先月の発表から0.1ポイント下方修正された。

ONSによれば、8月の出荷価格の前月比での上昇は、石油製品 や金属スクラップなどの値上がりが背景。前年同月比では0.4%低下 と、3カ月で最も小幅な低下率となった。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS) のエコノミスト、ロス・ウォーカー氏(ロンドン在勤)は「物価の正 常化が進行中だ」と語った。

メーカーは原材料コストの上昇を吸収するため値上げに動いてい る。8月の仕入れ価格の上昇率は前月比で2.2%と、ブルームバーグ がまとめたエコノミスト14人の予想中央値(1%)の倍以上となった。 ONSによると、8月に9.4%値上がりした原油価格が上昇をけん引 した。

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