電事連:排出クレジットの活用、2.5億トンに積み増し(Update1)

電気事業連合会の森詳介会長(関 西電力社長)は11日の定例会見で、2012年までの京都メカニズムを利 用した温室効果ガスの排出削減量の見通しを2億5000万トンに引き上 げたと発表した。

08-12年度の電力量当たりの二酸化炭素(CO2)排出量(原単 位)を1990年度比で平均20%削減するため、同連合会はこれまで1億 9000万トンの排出クレジットを活用するとしていた。

京都議定書の第1約束期間に入ったことで、電力10社が加盟する 電事連は08年度に約6400万トンの排出クレジットを活用。クレジット 反映前には3億9500万トンだった08年度のCO2排出量は、3億 3200万トンとなった。その結果、CO2排出原単位は0.373キログラ ムと07年度比で17.7%減、90年度比では10.6%減少した。クレジッ ト反映前の原単位は0.444キログラムと、90年度比6.5%増だった。

先進国が途上国へ資金や技術を提供し排出削減に貢献した場合、自 国のCO2排出クレジットとして取得できる仕組みが国連の「クリーン 開発メカニズム(CDM)」で認められている。このほか、排出削減事 業に直接参加しなくても市場でCDMクレジットを取引する手法も認め られている。

*各社の京都メカニズム・クレジット使用量の内訳 北海道電力:    0 東北電力:    1040万 東京電力:    2490万 中部電力:     400万 北陸電力:     190万 関西電力:     810万 中国電力:     1060万 四国電力:     150万 九州電力:     220万 沖縄電力:     0 合計:      6360万(単位:トン)

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