野村:人材あっせん会社の手数料は「法外」-リーマン従業員採用で

野村ホールディングスのロンドン 部門は、破たんした米証券会社リーマン・ブラザーズ・ホールディン グスから投資銀行部門の従業員などの採用で協力を要請した人材あっ せん会社ホガース・デービーズ・ロイド(HDL)から、「法外」な手 数料を請求されていると主張した。

ロンドンに拠点を置くHDLは4月、リーマン従業員の採用に関 する業務に対し、野村が手数料を支払っていないとして提訴。HDL は同社のサービス提供により、野村はリーマンから「数百人を採用」し たと主張している。野村は、リーマンの破たん後、アジアおよび欧州 事業を買収し、約8000人の従業員を引き受けた。HDLは野村に対し、 採用した1人1人ついて手数料を支払うよう求めている。

野村は裁判所への文書で、今回の採用に関するサービスについて の「HDLの手数料計算方法は業務上、法外な結果をはじき出してき た」とし、「HDLはそのサービスに見合った妥当な手数料を得るべき だ」指摘している。

訴状によれば、野村はリーマンが破産申請したその日にHDLに 接触し、投資銀行部門幹部についての情報を求めた。野村とHDLは 2007年に、野村が月5万ポンド(約760万円)と、採用した幹部の初 年度報酬の少なくとも25%を手数料として支払う契約を結んでいた。 野村はリーマン従業員の採用に関するHDLの業務について、手数料 を決める交渉をしようとしなかったという。

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