9月の米消費者マインド指数、雇用削減緩和で改善の見込み-BN調査

米国では雇用削減のペースが緩 やかになり、リセッション(景気後退)からの脱却の兆候が示されて いる。こうした兆しを反映して、米消費者マインドは3カ月ぶりに改 善しそうだ。

ブルームバーグ・ニュースが金融機関や調査会社69社を対象に まとめた調査の中央値によれば、11日に発表される9月のロイタ ー・ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は67.5と、8月(確 定値)の65.7から上昇するとみられている。

株式相場と住宅価格の下落による資産価値の記録的な低下で、米 消費者は壊滅的な打撃を被ったが、楽観的な姿勢を取り戻しつつある。 ただ、家計は負債を返済し、貯蓄の再構築に動いていることから、こ うした心理の改善は個人消費の拡大を伴わないとエコノミストは見 込んでいる。

クレディ・スイス・ホールディングス(ニューヨーク)のエコノ ミスト、ジョナサン・バジーレ氏は「時間の経過とともに経済の各部 門から良いニュースが届いており、こうした朗報は増えることで根付 いていく」と語った。その上で「すべての青信号がもっているわけで はない」とも指摘した。

消費者マインド指数の発表は午前10時(ワシントン時間、以下 同じ)。ブルームバーグ調査でのレンジは64.5-71。2007年12月 のリセッション入り以降の同指数の平均値は64.4。01年11月から 始まった景気拡大期の平均は89.1だった。

米労働省が午前8時半に発表する8月の輸入物価指数は、前月比 1%上昇(56社の中央値)とみられている。前年同月比では16%低 下し、インフレ圧力は引き続き抑えられていることを示すとみられる。

米商務省が午前10時に発表する7月の卸売在庫は前月比1%減 (34社の中央値)と、半年ぶりの小幅な減少にとどまると見込まれ ている。企業による過剰在庫の削減サイクルは終了に近づいていると、 エコノミストはみている。

-- With assistance from Lauren Coleman-Lochner in New York. Editors: Christopher Wellisz, James Tyson

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net    Editor:Akiko Kobari 記事に関する記者への問い合わせ先: Courtney Schlisserman in Washington +1-202-624-1943 or cschlisserma@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey in Washington +1-202-624-1972 or canstey@bloomberg.net

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