香港ハンセン指数:21000台で伸び悩みも,売買高低調-テクニカル分析

香港の証券会社、富昌証券(フ ルブライト・セキュリティーズ)のゼネラルマネジャー、フランシ ス・ルン氏によると、香港株の指標ハンセン指数は、売買高が低調な ことや前向きな経済指標の発表がないことから、21000を超えた水準 で伸び悩む見通しだ。

同指数が日中に21000を上回った日は8月以降計7回あったが、 その当日と翌日にそのまま高値圏を維持したことは1度もない。10 日も一時21322.55に上昇したものの、取引終了にかけて下落し、終 値は21069.56となった。

ルン氏は「相場の底が抜けてしまったようだ。売買高が増えな い限りこの状態が続くだろう。21000を上回るたびに一部の機関投資 家が売ってくる。妥当な水準をすでに超えてしまったとの見方が多い ようだ」と指摘した。

ハンセン指数は3月9日に4カ月ぶりの安値に下落したものの、 その後これまでに86%上昇。各国の景気刺激策を支えに世界経済は リセッション(景気後退)を脱却するとの観測が背景にあった。

ルン氏は「短期的には小幅な上昇がみられるだろう」と指摘。 その上で「さらに上を目指すには、中国や米国のかなり前向きな経済 指標の発表が必要だ」との見方を示した。同氏の来週にかけての予想 レンジは20000-21500。

-- Editors: Darren Boey, Sam Waite.

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo

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