シーボン株初値1830円、公募価格比1.6%安-売り一巡後上値追う

化粧品の製造販売を行うシーボ ンが11日、ジャスダック市場に新規上場した。売出価格1860円に 対し、初値は1.6%安の1830円。業態としての新規性の乏しさがマ イナス要因となった。

ただ、初値は売出価格を下回ったものの、売り一巡後は売出価格 を上回って推移。午前9時29分時点では売出価格比7.5%高の 2000円まで上げている。

いちよし証券投資情報部の宇田川克己課長は、「類似企業に比べ てPER(株価収益率)は割安で、資金吸収額も多くない。百貨店の 化粧品販売が全般落ち込む中で売上高は伸びており、人気化の条件を 備えている」と見ていた。類似企業のドクターシーラボのPERは 18倍に対し、シーボンの売出価格PERは12倍。

同社は洗顔料やクレンジング、美容液などスキンケア製品を中心 として扱っている。主に直営店舗で販売し、買い上げ金額に応じて店 舗でマッサージが受けられる。今期(2010年3月期)は営業収益が 前期比2.4%増の147億円、営業利益が5.1%増の12億5800万円 と増収増益の見込み。11日に発表した第1四半期(4-6月)の営 業利益は3億2600万円で、通期計画に対する進ちょく率は26%だ った。

主幹事は大和証券SMBC。公開にあたって公募は行わず、売出 し92万2500株(このほかオーバーアロットメントによる売出し13 万8300 株)を実施する。オーバーアロットメントを含めた吸収額 は約19億7300 万円。新規上場は7月17日のクックパッド以来で、 約2カ月ぶり。きょうはSHO-BIとの2社同時公開。

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