米住宅ローン担保証券利回り、3カ月ぶり低水準-ローン金利低下示唆

10日の米金融市場で、ファニ ーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当 公社)の住宅ローン担保証券(MBS)の利回りは約3カ月ぶりの 低水準となった。新規住宅ローンの金利が今後さらに低下し、米住 宅市場を支えることを示唆している。

ブルームバーグがまとめたデータによると、ファニーメイの30 年物固定金利MBSの利回り(カレントクーポン)はニューヨーク 時間午後3時(日本時間11日午前4時)現在、前日比10ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)低下の4.29%と、5月26日 以来の低水準となった。今週に入ってから直近3回の米国債入札で 需要が予想を上回り、指標となる米国債利回りが低下した影響を受 けた。

ソシエテ・ジェネラルの住宅ローン証券投資担当ポートフォリ オマネジャー、テ・パク氏(ニューヨーク在勤)は「米国債入札で 需要が毎回好調であれば、住宅ローンが大きく後れを取らないのは 当たり前だ」と語った。

米国では住宅の差し押さえ物件の大量販売が続くと予想されて いるが、住宅ローン金利の低下がそうした供給圧力を相殺するのに 寄与し、最近みられる住宅市場の堅調な兆しが今後も続く可能性が ある。

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