NY銅先物:続落-在庫増を嫌気、中国の積み増し中止観測も

10日のニューヨーク銅先物相場 は続落。在庫の増加をきっかけに需要の先行き懸念が広がった。

ロンドン金属取引所(LME)の指定倉庫の銅在庫は10営業日連 続で増加し、31万7575トンに達した。7月14日に記録した8カ月ぶ りの低水準から24%増えた。また、上海先物取引所の指定倉庫の銅在 庫も6週連続で拡大している。

MFグローバルのアナリスト、エドワード・メイア氏はリポート で、「銅在庫は増加しつつある」と指摘し、「相場は軟調な展開が長 引く」との見通しを示した。

また、インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズのヘッ ド金属ディーラー、フランク・マギー氏(シカゴ在勤)は、世界最大 の金属消費国である中国が在庫積み上げをやめる可能性があるとの懸 念も、銅相場下落の一因だと分析している。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物相場12月限終値は、前日比4.75セント(1.6%)安の1ポンド=

2.8765ドル。中心限月としては8月31日以来の大幅な下落率となっ た。

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