FRB:総資産が5週連続増加、米国債やGSE債の購入で

米連邦準備制度理事会(FR B)が10日発表したバランスシート(貸借対照表)週間報告による と、9日現在の総資産は前週比42億1000万ドル(0.2%)増の 2兆900億ドルと、5週連続で増加した。米国債や政府支援機関 (GSE)債の保有が拡大した。

9日現在、米国債の保有残高は前週比49億3000万ドル増の 7578億ドル。ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)やフレディマック (連邦住宅貸付抵当公社)債などGSE債は37億8000万ドル増 の1231億ドル。住宅ローン担保証券(MBS)はほぼ変わらずの 6253億ドル。

FRBは昨年9月の米リーマン・ブラザーズ・ホールディング スの破たん以降、緊急融資プログラムを相次ぎ打ち出し、バランスシ ートの規模を倍増させた。現在はこうしたプログラムの終了時期を模 索している。

FRBが先週公表した8月11、12日の連邦公開市場委員会 (FOMC)会合の議事録によると、FOMCは最大1兆2500億 ドルのMBSと2000億ドルのGSE債を購入するプログラムの終 了日の延期について協議した。

9日現在、ターム・オークション・ファシリティー(TAF) に基づく商業銀行向け貸出残高は、前週比変わらずの2121億ドル。 商業銀行向け窓口(公定歩合)貸出残高は319億ドルから295億 ドルに減少した。

コマーシャルペーパー(CP)をFRBが直接購入する緊急プ ログラム(CPFF、昨年10月導入)のCP保有残高(額面ベー ス)も433億ドルから413億ドルに減少。各国中銀との通貨スワ ップ協定に基づくドルの貸出残高は前週比16億8000万ドル減の 616億ドルだった。

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