欧州株:ダウ600指数、6日続伸-ASMLなどテクノロジー株高い

欧州株式相場は6営業日連続で 上昇。ダウ欧州600指数は11カ月ぶり高値を更新した。小売り銘柄 が大幅安となったものの、テクノロジー株の上昇が同指数を押し上げ た。

オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングは、 売上高見通しの引き上げを好感されて上昇した。英仏海峡トンネルを 運営するグループ・ユーロトンネルは過去2年で最大の上げとなった。 仏証券会社シュブルーが投資判断を引き上げたことが好感された。

一方、英小売り大手のホーム・リテール・グループは6.7%安。 過去3カ月で2回目となった住宅関連用品部門ホームベースの利益率 目標引き下げが売りを誘った。

ダウ欧州600指数は前日比0.2%高の240.47と、昨年10月7 日以来の高値で終了。同指数は3月9日以降では52%上げている。ブ ルームバーグのデータによれば、同指数構成銘柄の株価収益率(PE R)は46.3倍と、2003年以来の高水準となった。

オフィ・パトリモアン(パリ)のファンドマネジャー、ジャッ ク・ポルタ氏は「非常に高いパフォーマンスの後も、なお相場には妙 味がある。マクロとミクロの両面で、企業ニュースは支援材料のよう だ。短期的に相場上昇が加速する可能性がある」と語った。

英銀ロイズ・バンキング・グループのハリファックス部門が10日 発表した8月の英住宅価格は前月比0.8%上昇し、2カ月連続のプラ スとなったが、エコノミスト予想の1%上昇を下回った。

イングランド銀行(英中銀)はこの日の金融政策委員会(MP C)で資産買い取りプログラムの規模を維持した。キング総裁ら9人 から成るMPCは政策金利も0.5%に据え置いた。いずれも事前予想 通りの結果だった。

10日の西欧市場では、18カ国中10カ国で主要株価指数が上昇。 ダウ・ユーロ50種指数は前日比0.1%下落した一方で、ダウ・欧州 50種指数は0.1%上げた。

ASMLは2.2%上昇。ダウ欧州600指数を構成する19産業別 グループのなかで、テクノロジー銘柄は1.4%高となった。

欧州最大の半導体メーカー、STマイクロエレクトロニクスは 2%上昇、同2位の独インフィニオン・テクノロジーズは3%上げた。

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