ホイットニー氏:ゴールドマンは余力十分、地方債で躍進

メレディス・ホイットニー・アド バイザリー・グループを率いるメレディス・ホイットニー氏は10日、 ゴールドマン・サックス・グループについて「タンクのガソリンはま だたっぷりある」と述べた。ゴールドマンは同氏が推奨する唯一の銀 行株。

ホイットニー氏は経済専門局CNBCとのインタビュー、ゴール ドマンが「債券市場のすべての動きから恩恵を受けている」と指摘。 地方債などの事業から利益を得ており、これらの部門が今後数四半期 に業績を押し上げるとの見方を示した。特に競合相手であるリーマ ン・ブラザーズ・ホールディングスが破たんしたことが影響している という。同氏は昨年、シティグループの減配を予想して的中させた。

ホイットニー氏は7月にゴールドマンの「買い」を推奨。株価が 当時の水準から30%上昇する可能性を指摘していた。それ以降、株価 は14%上昇、昨年11月からは3倍以上になっている。ゴールドマン は4―6月(第2四半期)決算で過去最高益を記録。トレーディング や株式引き受けからの収入が過去最高に達した。

同氏は「ゴールドマンが地味な地方債に手を出しているのは意外 かもしれないが、実際に地方債事業を運営している。ゴールドマンと いう名前から想像しがたい事業のすべてにゴールドマンは進出してい る。リーマンが残していった分野でゴールドマンはかなり躍進してい ると思う」と語った。

ホイットニー氏は7月にゴールドマン株が186ドルに上昇する予 想していた。7月10日時点では141.87ドルだった。この日はニュ ーヨーク時間8時53分現在、170.95ドルで推移している。

銀行の7―9月(第3四半期)決算については、JPモルガン・ チェースなどが2007年以来で初めて増益になった4―6月(第2四 半期)に似た内容になると予想した。さらに、「危機的な状況」は終 わったとの見方も示した。

一方、「銀行の中核事業の業績にはまだ疑問が残る。ファンダメ ンタルズは改善していない」とも述べた。

住宅価格

住宅価格についてはさらに25%下落する可能性があると指摘。そ の理由として、高い失業率に加え、住宅ローン金利の再設定に伴う 月々の返済額増加を挙げた。

ホイットニー氏は「住宅価格が現在の水準から急落するのは間違 いない。問題はその時期だけだ」と話した。

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: ニューヨーク 千葉 茂 Shigeru Chiba +1-212-617-3007 schiba4@bloomberg.net Editor:Akiko Nishimae 記事に関する記者への問い合わせ先: Steve Dickson in New York at +1-212-617-2946 or sdickson1@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Steve Dickson at +1-212-617-2946 or sdickson1@bloomberg.net

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