今年度補正予算の未執行5.9兆円、一部停止し財源に-民主党関係者

今年5月に成立した2009年度補正 予算(一般会計総額13兆9256億円)のうち、未執行の予算が約4割 に当たる5兆9353億円に上ることが分かった。民主党は新政権発足後 に一部執行停止し、来年度予算の財源に振り向ける方針。同党関係者 が10日、ブルームバーグ・ニュースに明らかにした。

民主党はマニフェスト(政権公約)に掲げた「子ども手当」など の新政策を実現するために必要な来年度予算の財源(7.1兆円)を捻 出(ねんしゅつ)するため、今年度補正予算の執行を一部停止する方 針。同党の直嶋正行政調会長は7日、財務省から予算の執行状況につ いて説明を受けたが、「さらに精査が必要」との認識を示していた。

国庫からの基金や地方への交付がすでに決定している「執行済み」 の予算の中にも実際に使われていない資金も残っており、同党関係者 は「すでに執行された予算の中でもまだ使われていないものもある」 と指摘。直嶋氏は明日にも財務省とあらためて協議し、執行停止の手 法や財源として使用可能な額について同省とさらに詳細を詰める。

丹呉泰健財務次官は10日夕の定例会見で、未執行の予算額につい て「数字自体承知していない。現在、取りまとめ作業中だ」と語った。

10日付の日本経済新聞朝刊は情報源を明示せずに、09年度補正予 算の執行状況について、内閣官房と内閣府を除く総額12兆8794億円 のうち、未執行の予算が全体の46%に当たる5兆9353億円に上ると 報じていた。

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