アジア株:MSCI指数が1年ぶり高値-企業業績見通しの改善で

10日のアジア株式相場は上昇。 MSCIアジア太平洋指数は、米リーマン・ブラザーズ・ホールディ ングスの破たん以降の最高を付けた。中国雨潤食品集団の増益決算や、 米半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TI)の業績見通し上方 修正などが材料となった。

豚肉加工で中国最大手の中国雨潤食品集団は6.9%高。同社の 1-6月(上期)決算は、前年同期比37%増益だった。TIの売上 高・利益見通しを受け、エルピーダメモリが上昇。米ウォルマート・ ストアーズとターゲットへの衣料品、玩具納入業者として最大手、香 港のリー・アンド・ファンは4.4%値上がりした。同社のブルース・ ロコウィッツ社長は、小売り企業からの再受注で「非常に力強い動 き」が見られると語った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間4時11分現在、前日比

1.5%高の117.23。このまま終了すれば、昨年9月10日以来の高 値となる。リーマンは同月15日に破産法適用を申請した。日経平均 株価は前日比201円53銭(2%)高の1万513円67銭で終了し た。

住信アセットマネジメントの三沢淳一株式運用部長は、今後の 決算発表では多くの企業が業績予想を上方修正する可能性が高く、投 資家はこれらの発表に注目していると指摘。株式相場は年末にかけて 強い基調が続くとの見方を示した。

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