米オークツリー、J-REITニューシティの債権団と交渉再開も

プライベートエクイティ(PE、 未公開株)投資ファンドの米オークツリー・キャピタル・マネジメン トは10日、破たんした日本版不動産投資信託(J-REIT)、ニ ューシティ・レジデンス投資法人の債権団が米投資ファンド、ローン スターの修正再建案を否決したことを受け、同債権団と交渉を再開す る用意があると表明した。

オークツリーのアジアの特殊案件・不動産部門責任者、ロバー ト・ズルコスキー氏は電子メールを通じてブルームバーグ・ニュース の質問に回答し、「われわれはニューシティの債権団と協議を再開す る用意は引き続きあるし、再開する意思もあり、開始できる」と述べ た。

ニューシティの債権団は9日、ローンスターの124億円の修正 提案を否決。ローンスターの最初の提案は7月に拒否されていた。ロ ーンスターは4月に、大和ハウス工業やオークツリーなどとの買収合 戦で勝利を収めたが、取引の実現には債権者と株主の承認を必要とし ていた。

大和ハウス系のJ-REIT、ビ・ライフ投資法人は、独自の再 建案を提示する考えを示しており、9日も、ニューシティとの合併案 を含む再生支援をあらためて表明した。

ズルコスキー氏は1日のインタビューで、ニューシティの債権者 がローンスターの再建案を拒否した場合、オークツリーは傘下のJ- REIT、日本賃貸住宅投資法人とニューシティを統合させる用意が あると語っていた。

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