王将フード株上場来高値から反落、8月既存店13%増-伸び率鈍る

中華料理店「餃子の王将」を展 開する王将フードサービスの株価が午後にマイナス転換。昼休み時間 中に公表された8月の既存店売上高は前年同月比13.4%増となり、 依然として高い伸びを示した。ただ、5-7月の同20%超の伸びに 比べると伸び率が鈍ったと見え、売りが先行した。

株価の午前終値は前日比1%高の2925円。これまでの業況の好 調さに対する期待も交え、1995年1月20日の株式上場以来、史上 最高値を更新していたが、午後は一転3.6%安の2790円まで下げる 場面があった。

8月の既存店来店客数は同14.2%増。客単価は同1.6%減の 839円。同社経営企画部の内田浩次副部長は、「メニューの改廃など で客単価が10-20円動くのは常。顧客の志向が変わったとは思って いない」と述べている。

既存店売上高の伸び率は鈍化したが、アナリストの間でも良好な 業況が続いている状況への評価は根強いようだ。いちよし経済研究所 の鮫島誠一郎シニアアナリストは、既存店売上高が25カ月連続でプ ラス成長を続けている点に振れ、「この消費低迷下で素晴らしい」と 指摘。売上高の推移から、第2四半期(7-9月期)だけで30億円 以上の営業利益を確保したと同氏は推定。上半期(4-9月期)で少 なくとも54億円の利益がねん出でき、会社計画(上半期で32億 4400万円)を上回るのは確実とみている。

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