HOYAやレーザテク株が急伸、半導体業界の先端投資再開で恩恵

半導体部材などを展開するHO YA株が一時、前日比4.5%高の2205円と急伸。半導体業界で先端 投資が再開する方向にあり、半導体を製造する際の回路基板であるマ スクブランクス需要が拡大するとの期待感が出ている。このほか、マ スクブランクス検査装置を手掛けるレーザーテック株も、5.6%高の 908円まで大幅反発した。

半導体メーカーは量産投資には慎重なものの、東芝やサムスン電 子などではコスト競争力向上のための投資について再開する方向にあ る。野村証券の和田木哲哉アナリストは9日付リポートで、「ようや く先端投資を中心に再開の動きが出てきた。先端露光装置の引き合い が増加すれば、先端マスクやマスクブランクスの需要も盛り上がる」 と指摘した。

和田木氏は、こうした動きはマスクブランクスを生産するHOY Aの業績にとって当面の追い風となると予想。さらにマスクブランク ス業界への新規参入企業の増加で、レーザテクのマスクブランクス検 査装置も恩恵を受けているとした。

HOYAはマスクブランクスで世界シェア85%。会社側の広報 担当者によると、最先端投資は半導体メーカーにとっては生命線で、 いつまでも投資を停滞させたままでは競争に遅れを取る可能性がある という。先端投資が動き出せば、製造装置など機器類の3カ月から半 年後にマスクブランクスなど部材に動きが出るとしていた。

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