日本MDM株ストップ高、骨接合材料の独自開発観測-収益向上期待

医療器具の輸入販社である日本 エム・ディ・エム株が、値幅制限いっぱいのストップ高まで買われた。 売上高の4割超を占める主力の骨接合材料の独自開発・生産に乗り出 すと一部で報じられた。自社開発製品の高まりにより、収益力が向上 するとの期待感が高まった。株価は前日比38%(80円)高の290円 まで上昇。午前終了時点では289円で、東証1部の値上がり率1位。

10日付の日経産業新聞朝刊は、骨接合材料の自社生産によって 2014 年5月期には売り上げに占める独自製品の比率をこれまでの約 2倍の5割超まで引き上げると報じた。

同社はこれまで骨接合材料は米ジョンソン・エンド・ジョンソン (J&J)から全量調達してきたが、09年末に国内での独占販売権 が契約切れとなる。新たな契約を締結したことで来年1月から12年 6月までは既存品を販売するが、2年半後はすべての契約が切れる見 通し。

同社IR担当の棟近信司氏は、「徐々に自社開発品にシフトして いくことで、2年半後の契約切れ後をソフトランディング(軟着陸) させる」と述べた。自社製品化により、収益力は高まるという。

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