欧州の投機級企業のデフォルト率、15%で今年ピークに-S&P

米格付け会社スタンダード・ア ンド・プアーズ(S&P)は10日発表したレバレッジドローン市 場に関するリポートで、欧州の投機的格付け企業やレバレッジドロ ーン発行体のデフォルト(債務不履行)率は今年、約15%でピーク に達するとの見通しを示した。

リポートによれば、今年6月30日までの半年間に計48社がデ フォルトに陥った。前年同期は6社だった。

ロンドン在勤のポール・ワッタース氏率いるS&Pのアナリス トらはリポートで、「多額の借入金を抱える資本構造を持つ企業は、 2007年半ばに始まった信用市場の混乱や08年9月以降に世界の金 融部門が陥った深刻な低迷への対応で厳しい時期を迎えている」と 指摘した。

S&Pによれば、デフォルト率が最も高いのは06年に買収さ れた企業だという。同年に買収された企業のうちデフォルトに陥っ たのは17社で、キャッシュフロー有利子負債倍率は平均5.4倍。 これに対し、07年に買収された企業では9社がデフォルトし、同倍 率は6倍だった。

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