ロシア、通貨ルーブルの切り下げは必要ない-野村ホールディングス

ロシアは、景気回復の始まりが ルーブルの許容変動幅を支える限り、通貨切り下げに走る必要はない と野村ホールディングスは指摘する。ロシアは世界最大のエネルギー 輸出国。

同社のエコノミスト、イワン・チャカロフ氏(ロンドン在勤)は、 通貨バスケットに対する現在のルーブル相場について、「マクロ経済 のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)に沿っている」とし、「期待 外れの経済指標が続いた場合、ルーブルが下落する可能性もあるが、 許容変動幅の下限である41ルーブルを割り込むことはまずないだろ う」と語った。

ルーブルは年初来、ユーロとドルで構成される通貨バスケットに 対し、許容変動幅の下限に近い水準で推移し、平均すると約38ルー ブルで取引されている。ロシアの2009年4-6月(第2四半期)の 国内総生産(GDP)は前年同期比10.9%減少し、経済界からは輸 出拡大に向けルーブルの事実上の切り下げを求める声が高まってい る。ロシアの地銀団体は、最大30%の切り下げを要求している。

しかし、チャカロフ氏は、ロシア中央銀行がルーブル切り下げの 要求に応じる公算は小さいとみる。ロシア中銀は今年1月、通貨バス ケットに対するルーブルの許容変動幅を26-41ルーブルに拡大し ている。

-- Editors: Tasneem Brogger, Chris Kirkham

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