米タイムワーナー、「スーパーマン」のDCコミックスを映画部門に

米メディア大手タイムワーナーは 9日、「スーパーマン」や「ワンダーウーマン」などの人気キャラクタ ーの所有権を持つDCコミックス事業を映画部門の傘下に置くと発表 した。映画業界がヒット作品の制作で「バットマン」などのコミック 誌キャラクターに依存度を深めている傾向が浮き彫りになった。

映画部門ワーナー・ブラザーズ・エンターテイメントの9日の発 表資料によると、DCエンターテイメントの社長にはダイアン・ネル ソン氏が就任し、ワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズのジェフ・ロ ビノブ社長が直属の上司となる。

ロビノブ氏は同資料で、ワーナー・ブラザーズはDCコミックス を傘下に置くことで、人気キャラクター関連事業の収入を拡大できる 見通しだと述べた。米映画業界にとってコミック誌の人気キャラクタ ーは興行収入をけん引する頼みの綱となりつつある。米メディア大手 ウォルト・ディズニーは先週、「スパイダーマン」や「アイアンマン」 のキャラクターを持つコミック誌出版の米マーベル・エンターテイン メントを40億ドルで買収することに合意した。

ワーナー・ブラザーズ広報のスコット・ロウ氏は今回の措置につ いて、「DCのコミック本やキャラクターに投資するとともに、制作や 配給ビジネスにうまく統合していく好機になる」と述べた。

9日のニューヨーク証券取引所ではタイムワーナーの株価は前日 比60セント(2.2%)高の28.47ドルで終了。年初来では28%高。

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