ダイエー株1カ月ぶり安値、32年ぶり売上1兆円割れへ

経営再建中の大手スーパー、ダ イエーの株価が5日続落。個人消費の抑制傾向が続く中、通期 (2010年2月期)の連結売上高が32年ぶりに1兆円の大台を割り 込む見通しとなった。収益環境の厳しさを意識した売りが優勢で、一 時3.8%安の380円と8月7日(安値376円)以来、約1カ月ぶり の安値水準に沈んだ。

節約志向から個人消費が低迷、天候不順も衣料品販売などの逆風 となり、10年2月期の連結業績予想を9日に下方修正した。売上高 は9850億円(従来予想は1兆250億円)と1978年2月期以来、32 年ぶりに1兆円を下回る見込み。最終損益は55億円の赤字(同20 億円の赤字)を予想する。

ダイエー広報部の雨皿祥子氏によると、生産性改善に継続して取 り組んでいるほか、賃料や光熱費など販管費の圧縮も進めるが、売り 上げの落ち込みが想定以上で補い切れないという。今期の既存店売上 高計画は、期初の前期比2%減から同4%減に修正した。

利益面については、「第2四半期(6-8月)からコスト削減効 果が明らかに出てきているため、下期の利益計画は期初予想から変更 していない」と、雨皿氏は話していた。

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