プライス氏:米国株に上昇余地、高リターン記録した75-82年に類似

米著名投資家のマイケル・プラ イス氏は9日にブルームバーグのラジオとテレビで放送されたインタ ビューで、米株式相場の様相はS&P500種株価指数が2倍に上昇し た1975-82年の状況に似ていると述べ、規模の小さい銀行株に投資 妙味があると指摘した。

80年代から90年代にかけて運用成績でトップクラスの投資信託 の運用に携わり、現在は米資産運用会社MFPインベスターズを経営 するプライス氏(58)は、「75-82年は非常に高いリターンを得 た」と語り、「自分の場所を見つけて株式を選び、運用すべきだ。ほ かの投資家はあまりに安い価格で売ろうとしている」と述べた。

同氏はさらに、米経済は改善の兆候が一部に見られると述べ、 需要は上向きクレジットカードのデフォルト(不履行)は鈍化し始め ていると指摘した。S&P500種は12年ぶりの安値を付けた3月9 日の水準から52%上昇している。S&P500種の金融株指数は昨年、 サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン市場の崩壊に伴う 損失急増が響き57%急落した後、今年3月の安値からは2倍強に上 昇している。

プライス氏は「われわれは最悪の金融危機を通過した。30年代 よりも悪い時期だった」との見方を示し、「今は2007年の夏よりも はるかに良い状況だ。われわれは投資妙味のある銘柄を見いだしてい る」と語った。S&P500種は07年10月に最高値を更新した。

同氏はまた、一部の小規模の銀行を買っていると述べ、合併の 可能性があることが理由だと説明した。同氏は売り込まれた金融株へ の投資で名をはせたバリュー(割安)株投資家として知られる。

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