SIVのビクトリア、競売で資産84億ドル相当の処分を計画-関係者

2008年にデフォルト(債務不 履行)したストラクチャード・インベストメント・ビークル(SIV、 投資目的会社)の米ビクトリア・ファイナンスは今月、84億ドル (約7700億円)相当の保有資産を競売で処分する計画だ。事情に 詳しい複数の関係者が明らかにした。

ブルームバーグ・ニュースが入手した資料によると、25日に実 施される競売では債務担保証券(CDO)43億ドル、住宅ローン担 保証券(RMBS)23億ドル、社債約5億ドル相当などが対象とな る。

ファーザー・レーン・セキュリティーズのシニアマネジングデ ィレクター、デービッド・キャスティロ氏によると、米大手金融機関 は夏の間、ヘッジファンドが売却するなかで政府機関債以外の住宅ロ ーン関連証券や他の仕組み債の保有を増やして評価額上昇を後押しし てきた。今回の競売はこうした金融商品の需要を投資家が把握するの に寄与するという。

キャスティロ氏は「市場が本当にどの程度の厚みがあるかを判断 する良い試金石となろう」と9日の電話インタビューで述べた。

ビクトリアがコマーシャルペーパー(CP)を発行できなくなっ た後、セレス・キャピタル・パートナーズから同SIVの管理を引き 継いだ資産運用会社ストーン・タワー・キャピタルの法務顧問、マリ アン・ブランカッシオ氏からは、コメントが得られていない。

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