米トウモロコシ先物:約3年ぶり安値から反発-生産減の観測高まる

シカゴ商品取引所(CBOT)のト ウモロコシ相場は9日、ほぼ3年ぶりの安値から反発した。作付けの 遅れや曇りがちな天候の影響でイールド(単収)が減少するとの観測 が高まった。

米農業調査会社ランワースは8日の顧客向けリポートで、トウモ ロコシの生産高が122億3700万ブッシェルと、米農務省(USDA) の8月時点の予想である127億6100万ブッシェルを4.1%下回るとの 見通しを示した。ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、U SDAは11日に発表する需給報告で生産高見通しを129億1100万ブ ッシェルに引き上げるとの予想でアナリストらの見方は一致している。

アグリソース(シカゴ)の穀物担当シニアアナリスト、グレッグ・ ワグナー氏は「相場の反発は今年の収穫高に関する不透明感を浮き彫 りにしている」と指摘。「日照不足は興味深い材料だ」との見方を示し た。

CBOTのトウモロコシ先物相場12月限は前日比2.25セント (0.7%)高の1ブッシェル当たり3.0975ドル。8日には一時3.02 ドルと、中心限月としては2006年10月以来の安値まで下げた。

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