カナダ・ドル:ほぼ変わらず-10日の金融政策決定会合前に警戒も

9日の外国為替市場で、カナ ダ・ドルは前日比ほぼ変わらず。約1カ月ぶりの高値付近で取引 された。この日発表された同国の住宅着工件数は増加したが、カ ナダ中央銀行が10日の金融政策決定会合で自国通貨高に懸念を 示す可能性があるとの観測が、その好影響を打ち消した。

CIBCワールド・マーケッツの為替ストラテジスト、シェ ーン・エンライト氏は「為替にとっては不安定な時期だ」と指 摘。「カナダ・ドルをロング(買い持ち)にしていて中銀が懸念 を表明すると分かっていたなら、その一部を手じまうのは悪いこ とではないかもしれない」と述べた。

カナダ・ドルはトロント時間午後4時33分(日本時間10 日午前5時33分)現在、1米ドル=1.0794カナダ・ドル(1カ ナダ・ドル=0.9264米ドル)で取引されている。前日は1.0784 カナダ・ドルで、一時は1.0674カナダ・ドルと8月4日以来の 高値を付けた。

カナダ国債市場も前日とほぼ同水準。10年物国債(表面利 率3.75%、2019年6月償還)の利回りは1ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)上昇し、3.41%。価格は9セント安の

102.76カナダ・ドルだった。

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