米社債保証コスト、4週間ぶり低水準-クレジットデリバティブ

9日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが低下し、 4週間ぶり低水準となった。

CMAデータビジョンによれば、北米の投資適格級企業125社 で構成するマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドはニ ューヨーク時間午後5時15分(日本時間10日午前6時15分)現 在、2.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の113.5 bp。スプレッド低下は投資家心理の改善を示す。

CMAによれば、同指数はこの1週間で約11bp低下し、8月 11日以来の低水準で推移している。CDSスプレッド1bpは債務 1000万ドルに対する期間5年の年間保証料1000ドルを意味する。

世界2位の食品会社、米クラフト・フーズの社債保証コストは 約10週間ぶりの高水準に達した。同社が英菓子メーカーのキャド バリーに98億4000万ポンド(約1兆5000億円)規模の買収提案 を示したことを受け、米格付け会社のムーディーズ・インベスター ズ・サービスとスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は8日、 クラフトの格付けを引き下げの方向で見直すことを明らかにした。

CMAの調べでは、クラフト債のCDSスプレッドは11bp上 昇の64bp。この2日間で25.5bp上げている。

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