NY銅先物:5営業日ぶり下落-在庫増、米消費者信用残高の減少

9日のニューヨーク銅先物相場は 5営業日ぶりに下落。在庫の増加に加え、米消費者信用残高の減少幅 が市場予想よりも大きかったことから、景気回復の力強さに疑問が広 がる格好になった。

ロンドン金属取引所(LME)の指定倉庫の銅在庫は前日比

0.4%増加し、5月以来の高水準となった。8日に発表された7月の 米消費者信用残高は前月比216億ドル減と、減少幅はブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の5倍余りに達した。金融 機関による貸し出し抑制が背景で、これで6カ月続けて前月水準を下 回り、1991年以来で最も長い連続減少となった。

MFグローバルの金属アナリスト、エドワード・メイア氏は9日 付リポートで、「株式と住宅価格の下落、および雇用喪失に対するも っともな不安により、消費者は非常に慎重でトラウマを抱えている」 と指摘。金属相場は今月と来月、「緩やかに」下落するとの見通しを 示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物相場12月限終値は、前日比3.2セント(1.1%)安の1ポンド =2.924ドルだった。

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