米新規雇用、7月はわずかに改善も依然として過去最低付近-労働省

米労働省のリポートによると、7 月は新規の雇用が昨年12月以降で初めて持ち直したものの、改善の度 合いはわずかにとどまり、依然として過去最低水準付近にとどまった。 企業が依然として人員拡大に消極的であることが示された。

7月の全雇用者人口に対する新規採用の割合は3.1%と、同統計 が開始された2000年12月以降で最低だった前月の3%からわずかに 上向いた。解雇および退職を含む離職率は3.3%と、3カ月連続で横 ばいとなった。

労働省が4日に発表した8月の雇用統計では、非農業部門雇用者 数の減少幅が過去1年で最小となった。だが、失業率は過去26年で最 悪の高水準となり、需要が持続的に増加するまでは増員に踏み切らな い企業の姿勢が示唆された。米経済がリセッション(景気後退)に突 入した2007年12月以降で690万人の雇用が失われ、その規模は第 2次大戦後のどの不況時よりも多い。

この日の労働省リポートによると、7月の求人率は1.8%に低下。 前月までは4カ月連続で1.9%だった。同求人数は239万人と、前月 の251万人から減少した。

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