グリーンスパン氏:顕著な回復兆候、年内に景気後退脱却

グリーンスパン前米連邦準備制度 理事会(FRB)議長は9日、米経済は生産性の「著しい成長」と在 庫圧縮が後押しとなり、年末までにリセッション(景気後退)から脱 却し始めるとの見解を示した。

グリーンスパン氏はニューヨークで開催された投資家会議で講演 し、「米国だけでなく世界的にかなり顕著な回復を示唆する指標が多 く見られる」と指摘した。その上で、「余剰在庫は依然として存在す るものの」年末までには解消されるだろうと述べた。

グリーンスパン氏は先月、米経済は7-9月(第3四半期)に

2.5%のプラス成長に戻ることが可能だと語った一方、「景気下降の第 2波」のリスクはなお残るとしていた。

住宅市場や製造業部門の安定化に加え、金融混乱の緩和や政府の 歳出増加はすべて戦後最長の景気後退が終息に近い可能性を示唆してい る。

米国の実質国内総生産(GDP)は4-6月(第2四半期)に前 期比年率1%減少した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノ ミストの予想中央値によると、今年下期には2.1%のプラス成長が見 込まれている。

グリーンスパン氏はこの日の投資家会議で、「時間当たりの著し い生産性向上により、回復は加速する」と指摘。企業は「大規模な コスト削減計画」を遂行しており、これが利益拡大に貢献していると 続けた。

原題:Greenspan Sees ‘Fairly Pronounced Recovery’ in

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