ゴールドマンCEO:リーマン救済はさらに大きな破たん劇の幕開けに

米金融大手ゴールドマン・サック ス・グループのロイド・ブランクフェイン最高経営責任者(CEO) は9日、米政府がリーマン・ブラザーズ・ホールディングスを救済し ていたならば、後日により大きな破たん劇につながっていた可能性が あるとの見方を示した。

同CEOはフランクフルトでの講演後の質疑応答で、リーマンを 救済していれば世論の反発を招き、政府は「次に危機に陥った機関を 破たんさせざるを得なくなっていただろう」と語った。それは「はる かに深刻な結果を伴うはるかに大規模な破たん劇となっていた かもしれない」と付け加えた。

リーマンの破たんは信用市場をパニック状態に陥れた。米財務省 当局者は後に、こうしたパニックは想定の外だったと発言している。 リーマン破たんの直後に米当局は、保険大手のアメリカン・インター ナショナル・グループ(AIG)を救済した。

ブランクフェインCEOは、リーマン破たんの結果を予測するこ とは容易ではなかったと指摘。「決定が悪かったというよりも結果が 悪かった。それが分かっているのは、リーマン破たんが実際に起こっ たからだ」とし、これが起こらなかったならば人々は「モラルハザー ドが起こった」と批判していたことだろうと述べた。

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