香港株(終了):5日ぶり下落-バリュエーション面でピークとの見方

香港株式相場は5営業日ぶりに下 落。投資会社によるレノボ・グループ株売りを受け、バリュエーショ ン(株価評価)面でピークとの見方が広がった。一方で、中国の乗用 車販売の増加率が過去最大となったことを手掛かりに、自動車株は上 昇した。

パソコンメーカー中国最大手のレノボ・グループ(992 HK)は

5.7%安。米プライベートエクイティ(未公開株、PE)投資会社の TPGとゼネラル・アトランティック、ニューブリッジ・アジアが持 ち株を売却していることが資料から分かった。中国の港湾建設会社、 中国交通建設(1800 HK)は、今年1-6月(上期)の増益率が市 場予想に届かず2.9%値下がりした。

一方、吉利汽車(175 HK)は1.9%高。ウィンハン銀行(永亨 銀行、302 HK)は、中国の銀行による買収の標的となるとの観測の 中で4.4%値上がりした。

ハンセン指数は前日比218.77ポイント(1%)安の

20851.04。ハンセン中国企業株(H株)指数は同1.4%安の

12105.54で終了した。

ファースト・ステート・インベストメンツ(シンガポール)で 260億ドル相当の資産運用に携わるアリステア・トンプソン氏は、 「リスク選好の戻りが恐らく若干行き過ぎた」と述べた上で、回復の 「新芽はあるかもしれないが、勢いの良かった時代に戻るという期待 は見当外れだろう。小休止は当然だ」と語った。

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