アジア株:MSCI指数が反落-中国のアリババやレノボが安い

9日のアジア株式相場は下落。M SCIアジア太平洋指数は前日付けた1年ぶり高値から反落した。中 国アリババ・ドット・コムの馬雲(ジャック・マ)会長が保有する同 社株を売却したことや、米プライベートエクイティ(未公開株、PE) 投資会社のTPGなどによる中国レノボ・グループ株の売却が影響し た。

中国最大の企業間オンライン取引サイト運営会社であるアリババ は香港市場で4.6%安。馬会長は保有する同社株を3500万ドル(約32 億4000万円)で売却した。中国最大のパソコンメーカー、レノボは

5.2%の値下がり。三菱UFJフィナンシャル・グループも売られた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時59分現在、前日比

0.8%安の115.02。前日は、昨年9月24日以来の高値で終了してい た。日経平均株価は前日比81円9銭(0.8%)安の1万312円14銭 で終了した。

ペンガナ・キャピタル(メルボルン)で約10億ドル相当の資産運 用に携わるティム・シュローダーズ氏は「投資家にとっての難問は市 場のバリュエーション(株価評価)がマクロ経済基調の改善で正当化 されるかどうかを確かめることだ」と指摘。「株式の発行が最近増え ているのは、企業やアドバイザーが投資家の需要の高まりや株価の上 昇をうまく利用しようとしていることの表れだ」と語った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE