カンザスシティー連銀総裁:「決然と」利上げと資産圧縮の実施を

米カンザスシティー連銀のホーニグ 総裁は、景気回復に伴い、米連邦準備制度理事会(FRB)はインフ レを回避するために「より決然とした態度で」利上げと資産圧縮に臨 む必要があるとの見解を示した。

同連銀は5日、ホーニグ総裁がカンザス銀行家協会で8月6日に 行った講演のテキストを公表。同総裁はそのなかで、「現在はリセッシ ョン(景気後退)の底入れ中だとの確信が深まるにつれ、組織的にバ ランスシートを圧縮し、米経済の長期的成長軌道に沿っているとわれ われ全員が同意する水準に政策金利を引き上げる上で、さらに決然と した姿勢を示す必要がある」と指摘した。

同総裁は、過去70年間で最悪の米リセッションが終息しつつあ る兆しのなか、FRBの「主要な課題」の1つは、回復を損なったり、 インフレを引き起こしたりすることなく、いかに金融引き締めに転じ るのかを決めることだと指摘。昨年12月に政策金利をほぼゼロ%近 くに引き下げたFRBの金融政策については、「2010年以降に向けて、 大規模な景気刺激をもたらすだろう」と述べた。

ホーニグ総裁は「当面は『極めて難しい』判断が求められるだろ う」と語った。同総裁はFRBが金融引き締めに転じると投資家が予 想する来年に、連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つメン バーとなる。

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