バフェット氏率いる米バークシャー、高リスク住宅対象の保険販売強化

【記者:Andrew Frye】

9月9日(ブルームバーグ):資産家ウォーレン・バフェット氏が 率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイは、抵当流れ処分 となった住宅や資金繰り難に陥った借り手が占有する不動産を対象と した保険販売を強化している。

これは世界最大の再保険会社、ドイツのミュンヘン再保険やオ ーストラリアのQBEインシュアランス・グループに追随し、米保険 市場で数少ない成長分野に照準を合わせた動きで、これらの保険は対 象不動産が放置されたり破壊行為を受けたりしやすいため、通常の住 宅保険よりも高リスクとされる。

バークシャー株を保有するガードナー・ルッソ・ガードナーの パートナー、トム・ルッソ氏は「バークシャーの標準的な慣行の一部 であり、機敏な対応だ」と述べ、「バークシャーには行動する意欲と 資本、信頼力がある」と指摘した。

バフェット氏率いるバークシャーは、リセッション(景気後 退)による需要減少やライバル会社による保険料引き下げに対応し、 ハリケーンなどの大災害に備えた商業用不動産保険の事業規模を縮小。 3年間で4倍に拡大した抵当流れ住宅の供給から恩恵を得ようと態勢 を整えている。

米国保険情報協会のチーフエコノミスト、ボブ・ハートウィグ氏 は、「これは成長しているニッチ市場の一つだ」と述べ、「住宅所有 者の市場規模は全体的にはあまり伸びていない」と指摘した。

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