マルワ株2年超ぶり高値、窒化アルミ基板の水平展開期待-PBR1倍

電子部品用のセラミック製品を手掛 けるMARUWAの株価が2年ぶりの高値を付けた。電気絶縁性の高い 窒化アルミニウム基板の用途研究を続けた結果、LED(発光ダイオー ド)やハイブリッド車用パワーモジュールなどの新分野に応用展開、将 来性が期待されている。株価純資産倍率(PBR)が1倍前後と、割高 感の乏しさも支援要因

株価は3日続伸し、一時前日比12%高の2450円と2007年7月 19日以来、2年1カ月ぶりの高値水準に戻した。年初来上昇率は 153%に達し、東証1部33業種のガラス・土石製品指数を構成する30 銘柄で上昇率1位。TOPIXスモール指数(1192銘柄)でも32位。

野村証券の池内一アナリストは、マルワの「新規事業は今ある技術 を横に広げる中で出てきたもの。まったく足掛かりのないところに出て いるのではないため、将来期待も強い」と指摘、窒化アルミニウム基板 を中心とした同社の基板技術を評価している。

特に期待値が大きいのはパワーモジュールでの応用で、LEDやハ イブリッド車のほか、電車や風力発電機などの産業用電源にも搭載され、 製品応用が模索されている。会社側の10年3月期の業績予想は、連結 売上高が前期比26%減の124億円、営業損益が4億6000万円の黒字 (前期は5億1100万円の赤字)。前期実績の1株純資産は2359円。

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